子供がやる気を出してくれない。
そんな時は、ヨコの関係を意識してみるといい。
よくあるのが、先輩と後輩、指導者と選手、親と子など、
上下関係のあるタテの関係だ。
タテの関係でやる気を引き出す時に使うのが、ほめるだ。
よくがんばった! すごいぞ! うまくなったな!
などがある。
一見良さそうに見えるが、これは全て上から目線での言葉かけだ。
ほめるが効果的なお子さんならいいが、ほめても効果がない場合は、ヨコの関係を意識すると良い。
ヨコの関係の声かけは、
〇〇ができるようになって私も嬉しいよ!
になる。
これの狙いは、貢献感を感じてもらうことだ。
貢献感とは、他人の評価ではなく、自分がどれだけ他者の役に立っているかという感覚だ。
コーチや親が喜んでくれる。
だから頑張ってみよう。
そう感じて、子供のモチベーションが上がってくる。
子供と接していると、ついつい上から目線になってしまう場合が多い。
それはそれで悪くはないが、貢献感は感じにくくなる。
そんな時は、タテの関係から、ヨコの関係にシフトチェンジして、貢献感を感じてもらおう。
そうすることで、違った角度から子供のやる気を引き出すことができる。
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