サッカーは脳で上手くなる

こんにちは、アスリートメンタルコーチのAKIです。

突然ですが、『サッカーは体でするではなく、脳でするもの』というのはご存知でしたか?

「サッカーが上手くなるのに頭の良さが関係あるの?」と思う方もいるかもしれませんが、頭の良さとサッカーの上達は関係があります。

 

ちなみに頭が良い人というのは、正しい勉強法をしています。

間違った勉強法で、頭の良い人は存在しません。

稀に天才もいますが、真似するのは辞めた方がいいでしょう。

 

勉強と同じで、サッカーにも正しい練習法が存在します。

正しい練習法とは、ドリブルやパスなどの種目の話ではなく、もっと根底にある脳の仕組みを利用することです。

「全然上達しない」と悩んでいる方は、ぜひご参考にしてください。

 

そもそもですが、上手い人と上手くない人は一体何がどう違うのか?

答えは、使っている筋肉や関節の量です。

 

例えば、ドリブル練習をしているとしましょう。

上手な子というのは、たくさんの関節や筋肉が動き、滑らかなドリブルや力強いドリブルができます。

下手な子は、特定の関節や筋肉ばかりが動き、動きが硬いドリブルやフラフラしたバランスの悪いドリブルになります。

 

使っている関節や筋肉の量が違うので、結果も当然変わってくるわけです。

どうやって改善していけばいいのか?

それは、反復練習をすることです。

 

反復練習をして、動いてない筋肉や関節に刺激を入れます。

なので、練習は一回やるだけじゃ意味がありませんし、一回できただけでも習得したとは言えません。

繰り返し繰り返しやって、脳に刻ませることが大事です。

 

少し専門的な話になりますが、動作を行う時は、脳→脊髄→末梢神経→筋肉と電気信号が送られます。

この神経回路が正しく記憶されるまで、反復練習を行うのです。

反復練習はどこまでやったら終わりなのかは、人それぞれですが、強いていうなら、無意識でできるくらいまでやると完璧だと思います。

 

「反復練習をやれば上手くなるのか!簡単じゃないか!」と思う方もいますが、実は反復練習にも落とし穴があります。

それは、同じことを何回やっても上手くならないことです。

 

その理由は、

・明確な目標がない
・目標があっても、それに到達するために計画性が綿密ではない
・弱点を克服するために具体的な課題が理解できていない
・第三者目線のアドバイスやチェックがない

があります。

 

わかりやすく言うと、

ただ何となく反復練習をしているだけ。

目的や目標がない状態で反復練習をしているので、モチベーションが低下した状態。

自分ができていないことがわかっていないので、何を練習しているのか不明確になっている。

自分を俯瞰して見てくれる人がいないので、自分目線で練習や練習内容を決めてしまっている。

といったとこでしょうか。

 

反復練習の量と質の両方を高めていく必要があります。

逆を言えば、反復練習の量と質を高めることができれば、一気に上手くなる可能性もあるので、ぜひ脳の仕組みを理解しながら反復練習をしてみるといいでしょう。

それではまた!

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