こんにちは、アスリートメンタルコーチのAKIです。
「いつも勝っている相手なのに、本番では負けてしまうのはなぜですか?」
という、ご相談を頂いたのでお答えしたいと思います。
普段はいつも勝っているのに、なぜか大事な時に勝てない。
いつもはしないミスで負ける。
試合に集中できていない感じがする。
など、このような経験をしたことがあるのではないでしょか。
なぜこのような現象が起こるのか?
それは、プラス思考が出来てないからです。
プラス思考で解決できるの?
と思われる方もいるかもしれませんが、プラス思考をバカには出来ません。
ちなみに、「できる!できる!」と思うことがプラス思考ではありません。
通常、出来事が起こると、だいたいの人はネガティブ思考になります。
例えば、試合中にパスミスをしたとしましょう。
心の中では、
「やべー」
「また怒られる」
「やっぱ俺ダメなんだ」
などの思考になる方が多いです。
これがネガティブ思考です。
ある出来事や状況に対して、自分の気持ちや心が落ち込む要素を抜き出してしまうことを言います。
ですので、良いプレーが起きない限り、ずっとネガティブなセルフトーク(自分の中での自分との会話)がおこなわれます。
考えてみてほしいのですが、サッカーで1試合の中で良いプレーと悪いプレーどちらが多いと思いますか?
悪いプレーの方が多いと思います。
ですので、良いプレーを待っているうちに、どんどんネガティブになり、チャンスの時にはもう心が病んでいる状態になって、チャンスを逃してしまいます。
ですので、ポジティブ思考、出来事に対して、良い要素、自分のテンションが上がる項目にフォーカスすることです。
※悪いところは試合後のフィードバックで修正していけばいい。
ではプラス思考にするにはどうすればいいのか?
それは、言葉、動作、表情をポジティブにすることです。
自分にかける言葉を、
「まだいける」
「これからだ」
「次のチャンスは決める」
など、ポジティブにしてください。
動作は、
・手を叩く
・顔を上げる
・体が縮こまらないようにする
などです。
表情は、
・口角を上げる
・眉間にシワを寄せない
・目線を下にしない
など、テンションが低い時にやる表情をしないことです。
レベルが高い試合になればなるほど、自分の100%の力を出さないといけません。
そのためには、技術練習よりも、メンタルコントロールが重要です。
試合で結果を出したいと思っている選手は、まずは出来事に対して、ポジティブな要素を抜き出すクセをつけること。
そして、ポジティブな要素を抜き出しやすくするために、言葉や表情、行動をポジティブにすることをしてみて下さい。
それではまた!
コメントを残す