怪我を繰り返すヤツと怪我を繰り返さないヤツは〇〇が違う

こんにちは、アスリートメンタルコーチのAKIです。

怪我が多い選手っていますよね。

怪我が多い選手はプロになったり、トップレベルを維持することは難しいです。

 

いきなり厳しいことを言うようですが、これが現実です。

実は私も二十歳を超えてから多くの怪我に悩まされてきました。

重度の足首の捻挫、肉離れ、ヘルニア、股関節痛、前十字靭帯断裂など、サッカー選手として起こる怪我の八割は経験していると思います。

このような経験から、怪我を繰り返しやすい人と、怪我を乗り越えれる人の特徴があるので、ぜひあなたにも知ってもらいたいと思います。

 

怪我が多い選手には、

完治しない状態での復帰や

柔軟性などの身体的に問題がある場合

気持ちが体を追い越してしまい無理なプレーをしやすい選手など、

様々な原因があると思います。

 

また自分だけが原因ではなく、指導者側にも問題がある場合もあります。

色々な原因がある怪我ですが、一番大事なことは、『怪我をどう捉えるか?』です。

 

怪我してしまう事は、仕方がないです。

防げる怪我もあれば、防げない怪我もあります。

怪我をしたからといって、気持ちが落ち込んだり、悔やんだり、やる気を失っていてもしょうがありません。

 

大事なことは、

『怪我をどう捉えるか?』

を意識することで、同じような状況を作らないことが大事です。

 

では本題の『怪我をどう捉えるか?』ですが、最初のステップは、落ち込まないことです。

「無理だよ」と思うかもしれませんが、もし今より大きな怪我をしたらどうでしょうか?

「靭帯を切ってしまった。」

「足を切断する怪我をするしてしまった。」

など。

 

今よりももっと大きな怪我をイメージしてください。

そうすると、今の自分の怪我が、「そこまで大げさじゃなくてよかった」と思ませんか?

 

怪我をした事実を無かったことにするのは無理ですが、怪我をした事実をネガティブからポジティブに変えることは可能なのです。

自分の心の中では、常にポジティブな声かけをして下さい。

 

次のステップは、『なぜ怪我をしたのだろうか?』という視点で考えてみます。

この怪我は、たまたましたのか?

この怪我は俺が不幸だからしたのか?

と悲観的になるのではなく、もっと客観的に怪我を捉えます。

 

要するに、怪我をした状況を思い浮かべ、その対策を取ります。

「キープをしている時に削られたのであれば、もっと早く足を組み替えることができなかったのか?」

「ドリブルしている時にやられたのなら、球離れをよくして、相手にマトを絞らせないようにしよう。」

「普段から体のケアをあまりやっていなかったせいで怪我をしたなら、毎日ストレッチをしてみよう。」

など、『どうやったら怪我を回避できたのか?』の対策をすることです。

そうすることで、同じ怪我を防ぐことができます。

 

最後は、『視点を変えることに全力を尽くす』ことです。

怪我をした時は、怪我にフォーカスしてしまい、全てのことが嫌になったり、どうでもよくなったりします。

 

しかし、それでは絶対に同じことを繰り返します。

問題を放置していれば、また同じ問題にぶつかるからです。

 

当たり前のように聞こえますが、怪我をして平常心ではないと、この当たり前の思考すらできなくなります。

だから、『視点を変えることに全力を尽くす』のです。

 

視点を変えれる選手と変えれない選手では、復帰後にかなり差が出ます。

そりゃそうですよね。

怪我をしている期間に、次への対策や体のケア、パワーアップに取り組んでいる選手と、

怪我に悔やみ、落ち込み、腹が立ち、何もやる気が起こらなくなり、時間を無駄に過ごしている選手では、差が出ると思います。

 

ピンチな時こそ、本当の自分が出てきます。

あなたは、ネガティブなことをネガティブと捉え、物事から逃げてしまう選手なのか?

それとも視点を変えて、「学べるチャンスだ!」とネガティブな状況でも、ポジティブに視点を変えられる選手なのか?

どちらがプロになれそうな選手でしょうか?

怪我をして悩んでいる人や怪我をしやすい人は、ぜひ視点を変えることを意識してほしいなと思います。

それではまた!

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ABOUTこの記事をかいた人

アスリートメンタルコーチAKI

海外プロサッカー選手→前十字靭帯断裂→引退→柔道整復師→パーソナルトレーナー→メンタルカウンセラー→スポーツコーチング