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「なんとなく目が乾く…」に隠れたサイン

こんにちは、松戸整体院院長の清水です。
☑️夕方になると目がシパシパする。
☑️エアコンの風があたると目が痛くなる。
☑️仕事に集中したいのに、目の乾きが気になって思うように進まない。
こんな経験、ありませんか?
「目薬でなんとかなる」「寝れば治る」と思ってそのままにしていませんか?
実はその“なんとなくの目の乾き”、体の深い部分から出ているサインかもしれません。
現代では、スマートフォンやパソコンの使用時間が年々伸び、常に画面を見ている生活が当たり前になりました。
それと同時に、目に違和感を覚える人も急増しています。
この記事では「ドライアイ」の正体、その原因や対処法、そして“体全体との意外なつながり”について、わかりやすくご紹介します。
ドライアイとは?:過性の乾燥 vs 慢性症状

「ドライアイ」と聞くと、「目が乾くだけの病気でしょ?」と思う方も多いのではないでしょうか。
実は、ドライアイは医学的には以下のように定義されています。
☑️涙の量や質の異常により、目の表面に障害が起こる状態。
☑️単なる“乾き”ではなく、“目の防御力”が落ちてしまっている状態でもあるのです。
ドライアイには大きく2つのタイプがあります。
一過性のドライアイ
☑️睡眠不足や空気の乾燥、花粉症、風邪などの一時的な原因で涙の量が減る
☑️目薬や休息で回復することが多い
☑️誰にでも起こり得る「環境要因型」
慢性のドライアイ
☑️常に目が乾きやすく、目薬をさしてもすぐに戻ってしまう
☑️パソコンやスマホなど長時間画面を見る人に多い
☑️涙腺の働きや瞬きの質が落ちている可能性もある
特に現代人の多くが抱えているのは、後者の“慢性ドライアイ”です。
一見、目だけの問題に見えますが、実はもっと深い背景が潜んでいます。
よくある原因の誤認と本当の原因

ドライアイの原因としてよく挙げられるのは次のようなものです。
☑️空調のきいたオフィスで働いている
☑️パソコンやスマホを長時間使っている
☑️睡眠不足やストレスが続いている
☑️コンタクトレンズを使用している
☑️加齢によって涙の量が減っている
もちろん、これらはすべて正しい原因です。
でも、多くの方はこう思っていませんか?
「まぁ、誰でもそうでしょ」
「仕方ないから、目薬をさしてやり過ごすしかない」
このように、“ドライアイ=仕方ないもの”と受け入れてしまっている人が多いのです。
しかし本当の原因は、**目の使い方のクセや、体全体のバランスの崩れにある**かもしれません。
例えば、
☑️首が前に出ている姿勢(スマホ首)になっていませんか?
☑️呼吸が浅く、肩がいつも上がっていませんか?
☑️ストレスで無意識に体が緊張し、瞬きの回数が減っていませんか?
ドライアイは、ただ“目が乾く”だけではなく、身体の状態を反映している“目からの警告”である可能性も高いのです。
みんながやってるケアとその限界

ドライアイに悩む人の多くが、次のような対処をしています。
☑️市販の人工涙液やヒアルロン酸入りの目薬
☑️ホットアイマスクや蒸しタオル
☑️パソコン作業中の目の休憩(15分に1回ルールなど)
☑️サプリメント(ルテイン、ブルーベリー)
☑️PC・スマホ画面の明るさ調整
これらは、“今すぐ何とかしたい”という方にとっては素晴らしいケアです。
目の乾きを一時的に和らげたり、炎症を軽減することもできます。
ただし、
根本的に“目が乾きやすくなってしまった背景”にアプローチしているか?
というと、残念ながらそうとは言い切れません。
涙の質や分泌の問題は、「体の使い方」「姿勢」「神経の働き」など、より深いところから整える必要があるのです。
構造的なつながり・体との連携

ここで、ドライアイと体全体の関係について考えてみましょう。
目は脳の一部とも言われ、視神経を通じてダイレクトに中枢とつながっています。
また、涙の分泌には自律神経の働きが大きく関わっています。
具体的には、
☑️交感神経が優位な状態(=緊張)になると涙腺の働きが抑制される
☑️副交感神経が働く状態(=リラックス)になると涙の分泌が促進される
☑️姿勢の崩れ(猫背・ストレートネック)は視線の固定・瞬きの減少につながる
☑️首・肩の緊張は、目の血流や神経伝達にも悪影響を与える
つまり、ドライアイは目の問題というより、「身体の使い方の結果」とも言えるのです。
松戸整体院では、以下のような全身調整を行っています。
☑️姿勢と呼吸の改善(胸郭と横隔膜の動き)
☑️頭・顔・頸椎・肩のバランス調整
☑️視線と連動する身体の使い方(脳と目の協調)の再学習
その結果として、「目の乾きが気にならなくなった」という声が多く寄せられています。
松戸整体院に来ている人の共通点・傾向

松戸整体院に来院される方の多くは、「眼科では異常がない」「目薬を使ってもすぐ戻る」という慢性型のドライアイで悩む方です。
特にこんな特徴の方が多いです。
☑️パソコン作業・オンライン会議が多いビジネスパーソン
☑️子育てや家事で自分のケアが後回しになっている女性
☑️デスクワークと運動不足が続いている方
☑️目の症状と一緒に「肩こり・首こり・呼吸の浅さ」も感じている方
目だけを診るのではなく、「この人の生活や体全体の使い方」に注目することで、ようやく根本改善の糸口が見えてくると私たちは感じています。
ここまで読んでくださった方の中には、「自分が怠けてるのかも…」「ちゃんとケアしてこなかったから…」と自分を責めてしまう方もいるかもしれません。
でも、安心してください。
あなたのせいではありません。
現代社会は“目を酷使する環境”であふれています。
仕事も、連絡も、娯楽も、勉強も、すべてが「目を通じて」行われるようになってしまいました。
そんな社会の中で、「目が乾くのは当然」なんです。
だからこそ、「今の自分をどう労わるか」「どう向き合うか」が大切なんです。
私たちは、あなたの味方であり、責めることは一切ありません。
ただ、「少しでも楽になる選択肢」があることをお伝えしたいのです。
☑️目薬をさしても治らない。
☑️休んでもまた乾いてくる。
そんな時、「目そのものではなく、体全体からアプローチしてみる」という選択肢があります。
☑️姿勢を整える
☑️呼吸を深める
☑️神経の流れを整える
☑️血流を改善する
これらを通じて、「目の環境そのもの」を変えていく。
その結果として、目の乾きも軽くなっていく。
そんな未来が、あるかもしれません。
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