サッカーが下手な原因は技術が無いから?

こんにちは、アスリートコーチのAKIです。

「サッカーが下手な原因は技術が無いからだ…。」

と、一度は思ったことはないでしょうか?
 
  
 
確かに技術が無いせいで、活躍できないことはあります。

しかし、同じ人間なのに、なぜここまで技術の差が出るのでしょうか?

今日はそのカラクリについてお話ししていこうと思います。
 
   
 
技術がある子と、技術が無いの子の違い。

それは意識です。
 
  
 
「意識って何ですか?」

と、思う方もいるでしょう。

意識とは、「ミスをしたプレーに対してのフィードバックの意識」です。
 
  
 
技術がある子、すなわち上手い選手は、ミスをしたプレーや上手くいかなかったプレーを練習後や試合後もちゃんと覚えています。

自分の改善するポイントがわかっているのです。

なので、そのポイントを練習や自主練で改善し、試合で成功できるように修正をかけてきます。
 
  
 
一方、技術がない子は、自分がミスをしたプレーを忘れている、もしくは自分がミスをしたのにそれはミスではないと思っています。(ミスに気づかない)

ですので、自分の改善するポイントがわかりません。

なので、練習をしていても、自分の弱点を克服するのではなく、自分の好きな練習ばかりをして、また試合中に同じミスをするのです。
 
  
 
「ミスをしたことを覚えていないなんて、そんなことあるんですか?」

と、思うかもしれませんが、

実際にあるんです。
 
  
 
なぜかというと、ミスの基準と言うのは、人それぞれだからです。

10本シュートを打って、5本も入れば成功だろうと思う人も入れば、

10本シュートを打って、10本全部入らないと成功ではないと思う人もいます。
 
  
 
ボールロストをしても、それはしょうがないと思う選手と、

ボールロストは良くないことだから、修正しないといけないと、

自分のミスと捉える選手と、そうでない選手との差が出てくるのです。
 
  
 
この意識の差が、技術を手に入れられるのか、入れられないのかの差になります。

ある程度のレベルまでは、練習をすれば技術は手に入れることができます。

しかし、自分で自分のできないことを把握していないと、練習というフェーズまで辿りつかないというわけです。
 
  
 
なので、技術が無いなと悩んでいる方は、試合中よくするミスを分析して、

そのミスをしないような練習すると、きっと技術がついてくると思いますので、ぜひやってみてください。

それではまた!

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ABOUTこの記事をかいた人

アスリートメンタルコーチAKI

海外プロサッカー選手→前十字靭帯断裂→引退→柔道整復師→パーソナルトレーナー→メンタルカウンセラー→スポーツコーチング