こんにちは、アスリートメンタルコーチのAKIです。
今回は、推進力のあるワンツーで相手を抜くプレーを解説していきたいと思います。
まずはこちらの動画を見てください。
イニエスタがメッシにパスを出し、前方のスペースに走り出します。
メッシがリターンパスを出し、再びイニエスからメッシにパス。
さらに前方のスペースに入って、パスを受けて、シュートしています。
DFが6人いますが、たった2人で突破しています。
なぜ突破できるのかについて、解説していきたと思います。
まずは、ライン間のスペースが3つあります。
イニエスタがいる①のスペース。
メッシがいる②のスペース。
DF背後の③のスペースがあります。
イニエスタは、①のスペースから②のスペースに侵入しようとしています。
そのための手段として、メッシに一度ボールを預けようとしています。
パスを出したイニエスタは、②のスペースに侵入。
②のスペースに侵入したイニエスタに、メッシからワンツーが返される。
それと同時に、DFがカバーに入ることでDFラインが下がり、
最終ラインの背後だった③のスペースの後ろに、
新たにラインが形成され、DFの背後のスペースは③から④になる。
イニエスタは、さらに③のスペースに侵入するために、再びメッシにボールを返して、前方にスプリントをし、ワンツーを狙う。
メッシからパスが返ってきて、イニエスタは一度もドリブルすることなく、①から③のスペースに侵入することに成功する。
③のスペースでボールを受けたイニエスタは、ゲートの間を狙いシュートを決める。
サッカーで大事なことはボールを前進させること、前に運ぶことです。
そのためには、自分も高い位置に移動する必要があります。
よく低い位置でパスを散らしたり、パスをしてその場に立ち止まっている選手がいますが、それでは相手に脅威を与えられません。
相手のゴールに向かっていく必要があります。
またワンツーを使えば、ドリブルが苦手だったとしても、簡単にDFラインを突破できます。
ですので、パスやサポートが得意、だけど少しドリブルが自信がないと悩んでいる選手は、ワンツーを使って、どんどん前方のスペースに侵入してみてください。
きっと相手から怖がられる選手になれると思います。
それではまた!
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