こんにちは、アスリートコーチのAKIです。
「試合中、ミスをしてしまうのですが、ミスを減らすためにはどうすればいいでしょうか?」
という、ご相談を頂いたのでお答えしたいと思います。
ミスする原因としては、
技術が原因で起こるミスと、
メンタルが原因で起こるミス
があります。
技術が原因で起こるミスとは、まだ練習でできていない状態のことです。
例えば、サイドチェンジのロングパスをする時に、一度も成功したことない、または成功する確率が低い場合は、試合でもミスする確率は上がるでしょう。
ですので、技術的なミスの場合は、練習してできるようにすれば問題は解決します。
問題のはメンタル的な問題です。
練習では問題なくできるプレーが、試合になるとミスをする状態です。
メンタルの一番の問題は恐怖です。
例えば、バイタルエリア付近でターンをするプレーをするとします。
その時に、敵が後ろから来ているかもという状況に対して、削られるかもしれないや、ボールを取られるかもしれないという、ネガティブな気持ちを抱いている場合は、恐怖を感じている時です。
恐怖を感じると、体が無意識のうちに硬くなり、いつものプレーができなくなります。
そうなると、いつも通りプレーできないのでミスをする確率が上がるのです。
では、恐怖をどうやって克服できるのか?
それは、恐怖を言語化することです。
恐怖を感じなくすること無理です。
人間の本能として誰にでも恐怖を感じる機能が備わっているからです。
人は得体のしれない物に恐怖を感じます。
初めての人に会う時や、初めての食べ物を食べる時は、恐怖や警戒心があると思います。
しかし、その人が安全だったり、美味しい食べ物だったりと、得体を知ることができると、安心感を感じると思います。
それと同じで、恐怖も得体を知り、なおかつ言語化できることで、ネガティブな感情を捨て去ることができます。
先ほどの場面で考えると、敵が後ろから来ている場合、それが右から来ているのか?左から来ているのか?
どういう狙いでボールを取りにきているのか?一発で飛び込んで取りに来るのか?間合いを空けて取りに来ているのか?
より細かく言語化できているのかがポイントです。
ただ相手が来ているだけなく、どういうふうに来ているのか?何を狙っているのか?そこまでわかれば、きっと恐怖を感じなくなり、ミスも無くなると思います。
それではまた!
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