こんにちは、アスリートコーチのAKIです。
「中学生までは、レギュラーでしたが、高校になってからはずっとサブです。どうしたらレギュラーになれますか?」
という、ご相談を頂いたのでお答えしたいと思います。
中学生と高校生のサッカーはレベルが変わってきます。
特に体の成長スピードも徐々にみんな同じなるので、身体能力で差をつけるのが難しくなりますし、
守備が組織化されているので、中学生の時のような単独突破もやりにくくなります。
高校生でレギュラーになるために一番大事なのは、責任感です。
なぜ責任感が大事なのか?
それは個ではなく、集団で行動するようになるからです。
先ほども言いましたが、サッカーのレベルが上がるにつれて、組織化されていきます。
個人の能力には限界があるので、そこを組織でカバーします。
イメージしやすくいうと、守備の時に相手に二人つく場面があると思います。
一人は中を切り、もう一人はカバーに入る。
これが組織です。
この時に中を切る選手が、自分のミッションを全うしないで、簡単に中に行かれた場合、二人目の守備の反応が遅れます。
そしてその遅れが、チーム全体に影響し、失点します。
このようにレベルが上がれば上がるほど、個人でサッカーをするわけではなく、組織でサッカーをするようになります。
組織でサッカーをする場合は、自分のプレーに責任感を持たないといけません。
自分の役割を全うする力です。
中学生までは、自分の好きなことをしたり、自分のやりたいことをしていれば、評価されます。
なぜなら、自分の良さを伸ばそうする指導者が多いからです。
それは良いことですが、高校になるとより勝つことに重点を置くようになります。
そうなると、自分のやりたいことと、チームでやらなければいけないことの二つの仕事になります。
ですので、体や技術が伸びても、自分とチームの両方のタスクをこなせる選手でないと、高校ではレギュラーになれません。
ただそう難しく捉えないで、チームの約束事を守った上で、自分の個性を表現すればいいだけので、
今レギュラーでない人は、チームの約束事を理解し、実践すれば、またスタメンに戻れるので、ぜひやってみて下さい。
それではまた!
コメントを残す