メンタルトレーニングでテクニックが向上するのか?

こんにちは、アスリートメンタルコーチのAKIです。

たくさん練習しているのに、なかなか上手くならない時ってありませんか?

もしかしたら、上手くならない原因は、メンタルにあるかもしれません。

 

メンタルと聞くと、気持ちの問題というイメージが強いですが、技術の向上にも役に立ちます。

技術が上手くならない時のメンタルですが、ここでいうメンタルは考え方と認識して下さい。

 

下手な選手と上手い選手の違いは、考え方にあります。

考え方さえ上手くなれば、技術の習得は早くなります。

 

では下手な選手はどういう考え方で普段練習しているのか?

それは、何も考えてないです。

 

考えてそうですが、実は何も考えてない選手はとても多いです。

なんとなくトラップしている。

なんとなくパスしている。

なんとなくシュートしている。

 

これでは上手くなりません。

何も考えてないので、再現性がありません。

再現性がないと、良いプレーができても、なぜできたのかがわかっていないので、また同じプレーをしても、成功する確率は下がります。

 

逆に上手い選手は、常に考えています。

こういう状況ならこれをしよう。

こうやってトラップすると上手くいくな。

この蹴り方ってどういう回転がかかるのかな。

など、頭の中で思考錯誤を繰り返しています。

考えてプレーをしているので、再現性が高まり、練習や試合での経験が積み重なり、どんどんレベルアップしていきます。

 

もっとわかりやすく言うと、「能動的に練習をしているのか?」それとも「受動的に練習をしているのか?」とも言えます。

わけもわからず、練習をただやっている、やらされている状態なのか?

目的を持って、練習をしているのか?

 

さらには、誰のために練習しているのか?

コーチのため?

親のため?

それとも自分のため?

あなたが本当に自分のために練習をしているなら、もっと考えて練習をしないといけません。

 

例えば、何回練習してもトラップが上手く出来ないとしましょう。

その場合、まず大事なことは、どこにトラップするのかを考えることです。

足のどの部分にボールを当てるかも大事ですが、そもそもどこにボールを導きたいのか?

これがないと、ただボールの勢いを殺すことばかりに意識を持っていかれて、トラップした後のプレーが遅くなり、ボールを取られるリスクが増えます。

 

トラップで大事なことは、次のプレーに移りやすくすることです。

ですので、トラップする前には、次のプレーを考えておく必要があります。

そうすると、ただのトラップの練習でも、次のプレーのイメージ、それを実行できる場所にボールを置くなど、どんどん考えるようになります。

 

もちろん、中に感覚や無意識でやっている選手もいますが、それはごく一部の選手で、大部分の選手はこのように意識や考え方をアップグレードする必要があるでしょう。

何回も練習しているのに、上手くならないと悩んでいる選手は、もう少し深く考えて練習してみてください。

そうしたら、必ず今より上手くなれます。

それではまた!

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ABOUTこの記事をかいた人

アスリートメンタルコーチAKI

海外プロサッカー選手→前十字靭帯断裂→引退→柔道整復師→パーソナルトレーナー→メンタルカウンセラー→スポーツコーチング