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安心するはずの言葉が、なぜか苦しい
「検査の結果、異常はありません」
本来なら、安心できるはずの言葉。
それなのに、どこかモヤっとする。
むしろ、不安や孤独感が強くなる。
✅ でも、つらい
✅ でも、重い
✅ でも、しんどい
症状は確かにあるのに、数字には出ない。
画像にも映らない。
「異常なし」と言われた瞬間、不調の居場所がなくなってしまう感覚。
この経験をしたことがある人は、決して少なくありません。
まずお伝えしたいのは、異常がないことと、健康であることは同じではないということです。
説明できない不調ほど、つらい
異常なしと言われた後、多くの人がこう感じます。
✅ 自分がおかしいのではないか
✅ 気のせいなのかもしれない
✅ 考えすぎなのかもしれない
でも実際には、体の重さやだるさ、頭の違和感、息苦しさや不安感は、確かにある。
それなのに、「問題ありません」と言われると、どこに相談していいのか分からなくなる。
異常が見つからないこと自体が、新たなストレスになる。
この状態は、身体の不調に加えて、理解されない孤独が重なっている状態でもあります。
異常がないなら大丈夫?
検査で異常がないと、「じゃあ大丈夫ですね」と言われます。
もちろん、重大な病気が隠れていないという意味では安心材料です。
ですが、ここで誤解が生まれます。
『異常なし = 健康』という図式。
実際には、健康とは「異常がないこと」ではなく、快適に生活できる状態かどうかです。
数字が正常でも、日常がつらければ、それは健康とは言えません。
機能の問題は映らない
では、なぜ異常が出ないのに不調があるのでしょうか。
多くの場合、問題は「構造」ではなく、「機能」にあります。
構造の異常とは、骨が折れている、炎症がある、数値が大きく乱れている、といった状態。
一方、機能の問題とは、
✅ 神経の切り替えがうまくいかない
✅ 回復モードに入れない
✅ 緊張が抜けない
✅ エネルギーが循環しない
こうした状態です。
機能の乱れは、レントゲンにも、血液検査にも、映りません。
だからこそ、「異常なし」と言われるのです。
感じていることは、間違いではない
ここで一番お伝えしたいのは、あなたが感じている不調は思い込みではないということ。
異常がないことは、「壊れていない」という意味であって、「快適である」という意味ではありません。
体は、壊れる前にサインを出します。
重さ。
だるさ。
不安感。
集中できない感覚。
これらは、壊れる前の“予兆”ではなく、“調整を求める合図”です。
あなたの体は、ちゃんと働いています。
「異常なし」をどう受け取るか
異常なしと言われたら、「よかった」で終わらせるのではなく、こう受け取ってみてください。
「重大な病気ではなかった。だからこそ、機能を整える段階なんだ」
大きな問題がないからこそ、日常の使い方や神経の状態に目を向けられる。
たとえば、
✅ ずっと気を張っていないか
✅ 休んでいるつもりで情報を入れ続けていないか
✅ 呼吸が浅くなっていないか
小さな積み重ねが、機能の乱れを作ります。
そして小さな積み重ねが、回復も作ります。
病院を変えた方がいいですか?
Q. 他の病院に行った方がいいでしょうか?
不安が強い場合はセカンドオピニオンも選択肢です。
ただ、多くは機能の問題です。
Q. 精神的な問題ですか?
心と体は分かれていません。
神経の状態が影響しているケースが多いです。
Q. このまま悪化しませんか?
異常がない状態は、改善しやすい状態でもあります。
自分を疑うのをやめた
異常なしと言われたあと、回復に向かう人には共通点があります。
それは、「自分の感覚を疑うのをやめた」こと。
✅ 気のせいにしない
✅ 我慢しすぎない
✅ 評価しない
この切り替えが起きると、体は安心します。
安心すると、神経の緊張がゆるみ、機能が整い始めます。
改善は、証明からではなく、理解から始まるのです。
異常がないのは、可能性があるということ
「異常なし」と言われた。
それは、終わりではありません。
壊れていないということは、整えば変わるということ。
健康は、数字だけで決まりません。
快適に過ごせるかどうか。
自分の感覚を信じられるかどうか。
あなたの不調は、本物です。
そして、改善の余地もちゃんとあります。
異常なし=健康ではない。
でも、異常なし=整えられる状態。
そう捉え直すだけでも、体は少し安心します。
まずは、自分の感覚を否定しないことから。
そこから、本当の回復は始まります。








松戸整体院院長 清水亮彦
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