目次
体の疲れは取れても、頭の疲れが取れない
「寝てもスッキリしない」
「集中できない」
「考えすぎて眠れない」
そんな“脳の疲れ”を感じていませんか?
それは、脳疲労(のうひろう)と呼ばれる状態。
スマホ・仕事・人間関係・情報の多さなどで脳が常に働き続け、“休むことを忘れた脳”がオーバーヒートしているのです。
東京・銀座・松戸の Brain Reset(ブレインリセット)では、整体による血流・神経ケアに加え、心理学を活用した「脳の思考整理」も取り入れています。
この記事では、心理学的アプローチで脳疲労を軽減する方法を詳しく解説します。
「脳疲労」とは?
脳疲労とは、脳が過剰な情報を処理しすぎて、神経伝達物質(ドーパミン・セロトニンなど)が枯渇した状態を指します。
主な症状
☑️ 頭が重い・ボーッとする
☑️ イライラ・不安・焦り
☑️ 睡眠の質の低下
☑️ 記憶力・集中力の低下
☑️ 感情のコントロールが難しくなる
現代人は一日平均 約3万5千回の意思決定をしているといわれています。
つまり、「考える・判断する・選ぶ」だけで脳は疲れてしまうのです。
心理学から見た「脳疲労」の正体
心理学的に見ると、脳疲労は“情報の渋滞”によって起こります。
私たちの思考は、
☑️ 過去への後悔(反芻思考)
☑️ 未来への不安(予期不安)
この2つに支配されるとき、脳が休めなくなるのです。
たとえば、
「昨日の会議でうまく話せなかった」
「明日の仕事で失敗したらどうしよう」
これらは、**現実には存在しない“思考のノイズ”。
脳は過去・未来の情報をずっと再生し続けており、寝ている間も「思考が稼働中」になります。
これが、心理学でいう「認知的疲労」=脳疲労の心理的側面です。
なぜ心理学で“脳疲労”を軽減できるのか
心理学の目的は、「思考と感情の整理」です。
思考を整えることで、脳の“処理負担”を減らすことができます。
認知行動療法(CBT)で「自動思考」を止める
「〜しなければ」「〜できないかも」という思考パターンが脳を緊張させます。
CBTでは、“考え方のクセ”を意識的に変えることで、脳が過剰反応しないように再教育します。
💬 例:「うまく話せなかった」→「練習すれば次はうまくできる」
こうした小さな再認知の積み重ねが、脳のストレスを軽減します。
マインドフルネスで「今ここ」に戻る
マインドフルネスとは、“今この瞬間”に意識を戻す心理的トレーニング。
「過去の後悔」「未来の不安」に脳が奪われる時間を減らし、思考の渋滞を解消します。
呼吸に意識を向けたり、食事・歩行に集中するだけでも効果的です。
1分の呼吸法でも、脳の前頭葉が静まり、自律神経のバランスが整うことが研究で証明されています。
セルフコンパッション(自己共感)で脳を守る
脳は「否定」に非常に弱い臓器です。
「自分はダメだ」「なんでできないんだろう」
このような思考が続くと、脳はストレスホルモンを放出します。
心理学では、自分に優しい言葉をかけること(セルフコンパッション)が、脳の緊張を和らげるとされています。
💬 例:「今日の自分、よく頑張ったな」「まだ途中だけど、前より良くなってる」
“脳を責める”のではなく、“脳を労る”。これが、脳疲労の心理的回復の第一歩です。
脳疲労を軽減する心理学的セルフケア
Brain Resetでは、施術後に「心理的セルフケア」を指導しています。
家でもできる簡単な方法を紹介します。
ステップ1|「思考の棚卸し」ノート
頭の中を整理するだけで、脳の使用量は大幅に減ります。
寝る前に「今日あったこと」「感じたこと」を5分で書き出す。
思考を紙に移すことで、脳のメモリが開放されます。
ステップ2|“やらないことリスト”を作る
脳疲労の多くは「やりすぎ」から生まれます。
あえて“やらないこと”を決めることで、思考の余白=脳の休息時間をつくります。
💬 例:寝る前1時間はスマホを見ない/仕事のメールを夜は開かない
ステップ3|「呼吸と感情」を観察する
1分間、ゆっくり深呼吸しながら、「今、自分は何を感じているか?」を言葉にします。
感情を意識化すると、脳の興奮が沈静化します。
ステップ4|「できたこと」を3つ書く
心理学では“成功体験の記録”がドーパミン分泌を促すことがわかっています。
寝る前に「今日できたこと」「感謝したこと」を3つ書き出すだけでもOK。
ポジティブな神経回路が強化され、脳が回復しやすくなります。
整体と心理学を組み合わせると、脳がさらに休まる
Brain Resetでは、「肉体的な脳疲労」+「心理的な脳疲労」の両方にアプローチします。
体(physical Q MAX)
首・頭・目の血流を改善 → 脳の酸素供給を回復
心(心理カウンセリング)
思考・感情・ストレス反応を整える → 神経の過剰反応を抑える
この“二軸アプローチ”によって、
☑️ 不眠
☑️ 眼精疲労
☑️ 集中力低下
☑️ イライラ
といった症状が同時に軽減します。
💬「施術を受けた夜は、頭の中が静かでぐっすり眠れた」
💬「考えすぎが減って、気持ちに余裕ができた」
という声も多くいただきます。
実際の改善事例
事例①:40代女性・事務職
「仕事のストレスで眠れない」
思考整理+整体で脳疲労が軽減。「朝の目覚めが変わった」と実感。
事例②:30代男性・デスクワーク
「常に考えごとが止まらない」
呼吸法とマインドフルネス指導で、集中力と仕事効率が向上。
事例③:50代女性・主婦
「家族の悩みで頭がいっぱい」
セルフコンパッション練習で気持ちが軽くなり、頭痛が消失。
心理学で脳を癒す“3つの原則”
| 原則 | 内容 |
| 受け止める | 感情を否定せず、今の状態を認める |
| 整理する | 思考を紙に書き出し、頭の中を空ける |
| 優しくする | 自分への言葉が脳の回復ホルモンを促す |
脳は「責める」より「癒す」と回復する
脳は、パソコンと同じ。使いすぎれば熱を持ち、整理しなければ動作が遅くなります。
心理学は、“脳のメンテナンス法”でもあります。
☑️ 考えすぎを止める
☑️ 感情を整理する
☑️ 自分に優しくなる
この3つができると、脳は自然と軽くなり、集中力・睡眠・感情の安定が戻ってきます。
Brain Resetでは、整体+心理学+コーチングの三位一体アプローチで、「脳が休まる体と心」を取り戻すお手伝いをしています。








松戸整体院院長 清水亮彦
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