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会議中、頭がぼーっとして話が入ってこない…。
資料を見ても内容が頭に入らない。
人の話を聞いているのに、途中で意識が飛んでしまう。
何を話していたか思い出せない。
そんな経験、ありませんか?
実はそれ、ブレインフォグ(Brain Fog)=脳の霧と呼ばれる状態です。
いわば「脳が曇っている」状態。
疲れでもなく、病気でもなく、脳の処理能力が一時的に低下している状態です。
Brain Reset(ブレインリセット)では、この“脳の霧”を、脳疲労・血流・神経・心理の側面から整えることで根本改善しています。
ブレインフォグとは?
「Brain Fog(ブレインフォグ)」とは、直訳すると“脳の霧”。
医学的な正式診断名ではありませんが、脳科学・心理学の分野ではよく使われる用語です。
主な症状
☑️ 集中できない
☑️ 思考が遅い
☑️ 記憶が曖昧になる
☑️ 言葉が出てこない
☑️ 判断力・決断力の低下
☑️ 頭が重く、モヤがかかったように感じる
これらはすべて、脳の神経伝達がスムーズに働かなくなっている状態で起こります。
特に会議中や商談中、オンラインミーティングなど、「集中が必要な場面」で急に起こるのが特徴です。
なぜブレインフォグが起こるのか?
情報過多による脳の処理オーバー
1日で人間が受け取る情報量は、江戸時代の人の1年分と言われています。
スマホ・メール・会話・SNS…。
脳は常に情報を処理し続け、休む暇がありません。
脳の前頭葉がキャパオーバーになり、「思考の処理速度」が落ちるのです。
ストレスによる自律神経の乱れ
ストレスを感じると交感神経が優位になります。
これは“戦うモード”の神経で、思考よりも「危険回避」にエネルギーが使われる状態。
つまり、「ストレス下では考える力よりも、逃げる準備が優先される」
結果、頭が働かない・集中できない。
首・肩の緊張による脳血流の低下
長時間のデスクワークやスマホ姿勢で、首や肩が固まり、脳への血流が減少。
脳はわずか体重の2%の臓器なのに、全身の約20%の酸素を使っています。
つまり血流が悪くなると、脳はすぐ“酸欠”状態に。
「ぼーっとする」「眠気」「集中できない」が起きやすくなります。
睡眠の質の低下
眠っている間に、脳は老廃物を排出します。
浅い眠り・夜更かし・スマホブルーライトで睡眠の質が落ちると、老廃物が残り、翌朝から脳の回転が遅くなります。
血糖値の乱高下
朝食を抜いたり、甘いお菓子・カフェインで脳を“無理やり動かす”と、血糖値が上下して集中が続かなくなります。
これも「脳の燃料切れ」状態です。
ブレインフォグを放置するとどうなる?
☑️ ミスが増える
☑️ 判断が遅くなる
☑️ 感情の波が激しくなる
☑️ 睡眠・食欲・集中力のバランスが崩れる
☑️ 慢性的な疲労感・無気力
長期間続くと、「うつ」「自律神経失調」「慢性疲労症候群」などのリスクが高まります。
つまり、脳がSOSを出している初期症状がブレインフォグなのです。
脳科学と心理学で見る“ブレインフォグ”の正体
ブレインフォグは、「脳の構造的な損傷」ではなく「神経ネットワークの滞り」で起こります。
心理学的には、“考えすぎ・感情の抑圧・情報の渋滞”によって脳が過剰に働いている状態。
「脳の疲労=思考の未完了」
つまり、脳が「やりかけのこと・考え途中のこと」を抱えすぎているのです。
心理学的に脳疲労を軽減する方法
① 書き出す(外に出す)
頭の中のタスク・不安・考えを紙に書く。
脳が「もう覚えておく必要がない」と判断し、静まります。
② 完了させる(終わらせる)
小さなことでも“完了感”をつくる。
脳は「やることが減った」と認識し、余裕が生まれる。
③ 「今ここ」に戻る
マインドフルネス呼吸で、脳の焦点を現在に。
過去・未来への思考ループが止まり、脳がリラックス。
Brain Resetで行う“脳の霧”リセット法
Brain Resetでは、整体と心理学の両面から「脳の霧(ブレインフォグ)」を晴らします。
Step1|脳血流の改善
頭・首・肩の筋緊張をゆるめ、脳への酸素供給を増加。
頭がスッキリ、集中力が戻る。
Step2|神経伝達のリセット
Physical Q MAX(微弱電流)で脳神経のバランスを整える。
思考の切り替え・記憶の整理がスムーズに。
Step3|呼吸と自律神経の安定
浅い呼吸を深い腹式呼吸に導き、交感・副交感神経のバランスを回復。
脳の緊張が解け、集中が持続。
Step4|心理的ストレスの整理
「考えすぎ」「完璧主義」「感情抑圧」など、脳を疲れさせる思考パターンをカウンセリングで解消。
実際の改善事例
事例①:30代男性・営業職
「会議中に頭が真っ白になる」
首・頭部の血流改善+呼吸法指導で改善。発言のスピードが上がった。
事例②:40代女性・事務職
「Zoom会議の後に必ず頭痛」
Physical Q MAX+心理ケアで“脳の霧”が解消。「仕事後も疲れにくい」と実感。
事例③:50代男性・管理職
「会議中、内容が入ってこない」
自律神経を整える整体で集中持続時間が倍増。ミスも激減。
自宅でできる“脳の霧”リセット習慣
1. 朝5分の深呼吸
寝起きの浅い呼吸をリセット。
脳への酸素供給が増え、頭が冴える。
2. 頭の中を“書き出す”
会議前にタスク・懸念をメモ。
脳のキャパを空け、思考を整理。
3. 水分補給
脳の約80%は水。脱水で集中力が低下します。
コーヒーよりも常温水をこまめに。
4. 15分の昼寝(パワーナップ)
NASAの研究では、15分の仮眠で脳機能が30%回復。
5. 軽い運動・ストレッチ
筋肉を動かすことで、脳血流と神経伝達が活性化。
会議中に集中を切らさない“3つの心理トリック”
① 「呼吸を1つ、意識する」
集中が途切れたときは、一度深呼吸。
脳のリズムをリセットできます。
② 「ペンを持つ」
軽い運動が脳を活性化。
手を動かすことで思考が維持されます。
③ 「要点を3つに絞る」
脳は3つ以上の情報を一度に処理できません。
情報を整理するだけで集中が長持ち。
「脳の霧」は、晴らせる。
ブレインフォグは、“脳が壊れた”わけではありません。
働きすぎて、渋滞しているだけ。
脳を整えることは、「思考」「感情」「集中力」を取り戻すこと。
Brain Resetでは、Physical Q MAX×心理学×呼吸法で、脳の霧を晴らし、“クリアに動く脳”へ導きます。








松戸整体院院長 清水亮彦
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